4回目の現場定例「配筋検査」を行いました

 

本日は配筋検査を行いました.

4回目の現場立ち合い(定例打ち合わせ)になります.今日は構造設計を担当して頂いてる大賀建築構造設計事務所の大賀さんが配筋を検査します.

 

構造設計事務所の存在を知らない人もいると思いますが,名前の通り構造を専門に設計する設計事務所です.(世間一般に設計事務所と言われているのは私の事務所も含まれますが意匠(デザイン)事務所とも言われます.意匠設計事務所と構造設計事務所はパートナーの関係になります)

 

建築基準法で言う四号(木造の2階建て以下のもの)は構造設計図面や構造計算書は省略することが可能ですが,私の設計事務所は構造や規模に関係なく構造設計事務所に構造をお願いすることにしています.安全の担保のためです.

 

「構造デザインの表現」を1つのテーマとしている私の事務所の場合.骨組み.骨格を隠さずに美しく見せるので専門のパートナーとなる(デザインも解る)構造設計者が必要不可欠となります.

 

さらに,崖地,傾斜地、斜面に対する構造計画は生命線です.

 

現場に到着すると,空気が変わります!

 

静まり返った重々しい空気のなかで検査が始まります.

 

基礎工事を担当している職人さんたちの表情からも歓迎されてないことが解りますが,

それはどの現場も同じような感じです.

 

設計者の監理は必要ないなどと言う人や組織もいますが,それは間違いです.本音は「面倒だから来ないで」ということです.経験で言うなら補正箇所は必ずあります.そのような話しも今後していきたいと思います.

 

 

崖地・傾斜地・斜面地に魅力ある家を建てる!